工程管理

工程管理

工程管理こそ「いい仕事」、
「よい現場」の要

多くの人や会社が関わり、様々な作業が進められる建設現場では、一つの工程に遅れが生じることでスケジュール全体に影響してしまいます。さらには、遅れを取り戻そうとする焦りや無理から安全対策がおろそかになったり、発注や施工ミス、施工品質の低下、コスト高につながるケースも。西鉄建設では、納期をしっかりと守り、すべての品質を高く維持するための要として工程管理を徹底しています。
工程管理の見える化で情報を共有無駄やミスをなくして効率化

工程管理の見える化で情報を共有
無駄やミスをなくして効率化

西鉄建設は、各現場で協力会社も含めて定期的に工程会議を行い、進捗状況をきめ細かく確認しています。併せて、早くから工程管理に施工管理アプリを導入。タブレットなどの情報端末を用いた工程の見える化と情報の共有を進めています。工事に関わるスタッフや各チームのタスク・スケジュールがひと目でわかるので、一人ひとりに責任感が生まれ、発注などのミスを防ぎます。また、工程管理にこうしたデジタル技術を活用することで、これまで対面で行なっていた確認の手間や移動にかかる時間などの無駄を減らすことができ、業務の効率化やコスト削減、生産性の向上につなげています。
工程管理で大事なのは、「前倒し」での管理 計画 施工 検証 改善

工程管理で大事なのは、
「前倒し」での管理

具体的には、計画→実施→検証→改善というPDCAサイクルのもとで工程管理をしていきますが、各現場で強く意識しているのは、先回りをして次工程、次々工程までチエックすること。天候、調達や要員の確保について、これからの仕事に後れを招く問題はないか、工程に無理・無駄・ムラはないか、十分に検証することが重要です。そのうえで、洗い出した課題に対しては速やかに対応策を整え、前倒しでの管理により円滑な業務と高い品質を実現しています。

PLAN

計画
計画
現場に適合した施工法、施工の順序等を決め、それに基づいて各単位作業の日程、作業手順を定めて工程表を作成する。全体工程表に加え、とくに重要な部分については部分工程表を作成し、重点管理をする。各工程での要員、資材、機械設備等の確保についても事前に十分に検証しておく。

DO

施工
施工
工程表の日程計画、作業手順に従い、要員、資材、機械設備等の手配、段取りを行い、現場では工事の指示、監督を行う。その際に気づいた課題や問題点があれば、適切な対応を図ると共に状況を正確に記録しておく。

CHECK

検証
検証
工程の進捗状況を把握し、計画工程と実績を比較検証する為、協力企業(各専門工事会社)・職長を加えた工程会議を2週間に1回開催し、施工の善後策を検討する。

ACTION

改善
改善
計画工程と実際の進捗状況にずれが生じている場合や見込まれる場合は、作業改善を行って工程促進を図る是正処置をとる。状況によっては、工程表の組み替えなど計画の見直しも検討する。